茹でるとそうめんのようにほぐれる不思議なかぼちゃ、『そうめんかぼちゃ』をご存知でしょうか?
今テレビやネットで話題になっていますが、一体どんな食べ物なのでしょうか?
今回はこの『そうめんかぼちゃ』について調べてみました!
目次
そうめんかぼちゃとは?
実は『そうめんかぼちゃ』は俗名で正式には『金糸瓜(キンシウリ)』といい、ウリ科かぼちゃ属の一種に属した野菜です。
その名の通り、茹でるとそうめんのようにほぐれることから日本では『そうめんかぼちゃ』と呼ばれています。
かぼちゃというとほくほくしたイメージですが、この『そうめんかぼちゃ』はシャキシャキとした食感が特徴です。
欧米ではスパゲッティ・スカッシュ(Spaghetti squash=スパゲッティ瓜)と呼ばれ、その名の通りパスタの代わりに食べられています。
そうめんかぼちゃの旬はいつ?
そうめんかぼちゃの旬は夏です。7月~8月に収穫され八百屋やスーパーに出回ります。
保存性が非常に高いので12月頃まで美味しく食べられるとも言われていますが、さっぱりとしたシャキシャキ食感が持ち味なので暑い夏におすすめ!ということで夏が旬とされています。
そうめんかぼちゃの食べ方
気になるそうめんかぼちゃの食べ方をご紹介します。
そうめんかぼちゃの基本の茹で方
①端を切り落とし、3~4㎝幅の輪切りにします。
②スプーンで種とワタを取り除きます。
③鍋にお湯を沸かし、沸騰したら①を入れ15分~20分茹でます。
POINT
シャキシャキ食感を残すために茹ですぎないこと!
④茹で上がったら冷水に取り、果肉を手で引っ張りながらほぐします。
⑤水気をよく切ったら完成!
そうめんかぼちゃのおすすめレシピ
そうめんかぼちゃはシャキシャキとした食感を生かし、酢の物やサラダ、おひたしに向いています。
かぼちゃといえばほくほくの天ぷらが思い浮かびますが、そうめんかぼちゃの天ぷらは食感が一味違って面白いので天ぷらもおすすめです◎
そうめんかぼちゃは自分で栽培できる?
そうめんかぼちゃは普通のかぼちゃと栽培方法は変わらないため、ご家庭でも簡単に栽培ができます。
苗の販売はなかなかなく、種から栽培するのが主流です。
種まき
種まきは3月~5月の春先に行います。1つのポットに1~2粒種をまき、本葉1~2枚のころに、1本に間引きます。
植付け
本葉が4~5枚になったらポットから畑へ定植します。このとき、浅く植えつけるようにします。
本葉が10枚くらいになったら摘心し、勢いの良い子づる3~4本を伸ばします。
花がつき始めたら人工授粉させます。
収穫
開花後、約40~45日で収穫の目安です。
見た目としては果実が白っぽい色から黄色みがかった頃がベストです。
そうめんかぼちゃの保存方法は?
保存性が非常に高いそうめんかぼちゃは切らずにそのままの状態であれば風通しのよい冷暗所であれば1~2ヶ月は持つと言われています。
また、切ったものはラップをしてさらに新聞紙を巻いて冷蔵庫で保存することもできます。ただ冷蔵保存の場合は長持ちしないので早めに使ってください。
ちなみに下茹でし、繊維をほぐしたものは小分けにしてラップに包んでしっかり空気を抜いた状態で冷凍保存すれば1ヶ月ほど持ちます。
個人的には下処理までして冷凍保存をしておくと使いやすいのでおすすめです◎
まとめ
今回はそうめんかぼちゃの旬は、食べ方、自分で栽培ができるかについてまとめました。
・そうめんかぼちゃの旬は夏。
・そうめんかぼちゃは下茹でし、果肉をほぐして食べる。酢の物やサラダにして食べるのがおすすめ!
・そうめんかぼちゃは普通のかぼちゃの栽培方法と一緒で自家栽培が可能。
・そうめんかぼちゃは切らずにそのままであれば風通しのよい冷暗所であれば1~2ヶ月持つ。切った場合はしっかりラップをして冷蔵し、その場合はなるべく早く使い切るのが良い。または下処理後に小分けにして冷凍保存すれば1ヶ月は持つ。
いかがでしたでしょうか?参考になれば嬉しいです^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
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